育児ミッキー

2才差男兄弟の両親がつづる泣き言ダイアリー

2歳差育児がスタートした日

私の2歳差育児がはじまった日、それは

たっくんが産まれた日。

 

お腹が頻繁に張り、予定日10日前の検診で胎児心拍異常を指摘され、そのまま入院。

病院で陣痛を待つことになった。

でも・・まってもまっても10分間隔のお腹の張りは強くならない。

退院して家で陣痛を待つのも、もうイヤなので、

入院6日目に、陣痛促進剤を使って出産することに。

 

6日間の入院中、お腹の赤ちゃんの心拍が下がったのはたったの2回。

何かの間違いかも?と思っていたけれど・・・

薬が効きはじめて痛みが強くなってきたところで、

別室でモニター監視していた助産師さんがあわてて部屋に入ってきた。

「仰向けになって!」

お腹の赤ちゃんの心拍が下がったよう。

仰向けになっても改善せず、先生に連絡する助産師さん。

「(帝王切開・・)」が頭をよぎる。

結局、右を下にして横になると心拍が安定、そのまま様子を見ることに。

 

我慢できなくなったらおしえて、と時々様子を見ながら言う助産師さん。

2人目は楽に産めると聞いていたけれど、やっぱり痛い辛い。。

もう限界・・ナースコールすると子宮口全開。

いよいよ仰向けになって・・・と、また赤ちゃんの心拍低下。

そこからは早かった。

 

平日の午後ということもあってか、

先生や助産師さんがたくさん集まってきた。

先生は5人ぐらい、助産師さんはもっといたかなぁ。

「なんだか心配なことになったけど・・こんなに大勢いたらなんとかなるやろ」

と逆に安心感を感じながら・・

 

1回目

赤ちゃんがまだ下りてきていないので、先生がお腹を上から押す。

かなり力いっぱい・・赤ちゃんおりてきたらしい。

 

2回目

自力でいきんでみる。

出てこない。でも陣痛が来ると赤ちゃんの心拍が下がる。

もう出さないと、という雰囲気。

 

3回目

もう一度お腹を上から押す先生と、下で吸引する先生。

出てきた!

 

ん?・・・鳴き声が聞こえない。

「泣いた泣いた!」と言いながら、

先生が大急ぎで赤ちゃんをとなりの部屋につれていく。

「え?泣いてる?声が聞こえないけど・・」

となりの部屋から大きな鳴き声が聞こえました。

ほっ。

へその緒が、ぐるぐる巻きになっていたのが原因で、

圧迫されて心拍低下していたよう。

 

しばらくして、お兄ちゃんのりっくんと同じ顔をした赤ちゃんが

私の腕の中にやってきました。

 

2人目とはいえ、やっぱり痛いし大変だった命がけの出産。

助けて下さった、先生や助産師さん、

そして、ずっとそばで励ましてくれたパパ、

みんなに感謝でいっぱいの出産になりました。

たっくん、無事に産まれてきてくれてありがとう。